最近よく聞く「NISA」と「iDeCo」。
「結局どっちを使えばいいの?」
「制度がまた変わるって本当?」
「投資を始めていない自分にも関係ある?」
そんな人も多いと思います。
実は、2026年12月にはiDeCo、2027年にはNISAで大きな変更が予定されています。特にこれから投資を始める人や、老後・子どものためにお金を準備したい人には関係のある内容です。
今回は、投資初心者でも分かるように「何が変わるのか」「NISAとiDeCoはどう違うのか」をシンプルにまとめます。
そもそもNISAって何?
NISAを一言でいうと、
「投資で増えた利益に税金がかからない制度」
です。
通常、株や投資信託で利益や配当が出ると約20%の税金がかかります。しかしNISA口座で得た利益は非課税になります。現在のNISAでは、年間120万円の「つみたて投資枠」と年間240万円の「成長投資枠」を併用でき、年間最大360万円まで投資できます。
もちろん「360万円投資しないと損」という意味ではありません。
月5,000円、1万円など、無理のない金額から始めることもできます。
2027年から子どももNISAを使えるようになる
大きな変更の一つがこれです。
2027年から、0〜17歳にもNISAのつみたて投資枠が広がります。
0〜17歳については年間投資枠60万円、非課税保有限度額600万円となる予定です。18歳になると通常のNISAへ移行します。
例えば、子どもの大学進学など将来必要になるお金を、預金だけではなく長期の積立投資で準備するという選択肢が増えることになります。
ただし、子どもの口座だからいつでも自由に引き出せるわけではありません。制度上、12歳以降は一定の条件のもと、子どもの同意などを得て親権者が払い出せる仕組みが予定されています。
2026年12月からiDeCoも大きく変わる
iDeCoはNISAとは少し違います。
iDeCoは、
「老後のために自分で積み立てる年金制度」
というイメージです。
大きなメリットは、払った掛金が全額所得控除になること。運用益も非課税で、受け取る際にも一定の税制優遇があります。
そして2026年12月1日から、iDeCoの拠出限度額が引き上げられます。
例えば現在、企業年金のない会社員のiDeCo上限は月2万3,000円ですが、改正後は第2号被保険者について企業年金と合わせて月6万2,000円の共通枠になります。企業年金がある場合は、その掛金などを差し引いてiDeCoに拠出できる金額が決まります。
つまり、老後のためにもっと多く積み立てたい人にとって選択肢が広がります。
iDeCoは70歳未満まで対象が広がる
もう一つ大きいのが加入年齢です。
2026年12月からは、一定の条件を満たす60歳以上70歳未満の人もiDeCoを利用・継続できるようになります。
これまでより長い期間、老後の資産形成を続けられる仕組みになります。
ただし、誰でも70歳まで無条件に加入できるわけではありません。年金の受給状況など条件があるため、実際に利用するときは確認が必要です。
NISAとiDeCo、結局どっちがいい?
個人的には、この2つは「どちらが優秀か」ではなく目的が違う制度だと考えると分かりやすいです。
NISAは、投資したお金を必要になったときに売却できます。
一方iDeCoは老後資金を作る制度なので、原則として60歳になるまで資産を引き出せません。
なので、
住宅・結婚・旅行など途中で使う可能性があるお金 → NISA
老後まで使わないお金+節税も重視したい → iDeCo
という考え方がシンプルです。
もちろん両方を利用することもできます。
「上限が増えた=満額やるべき」ではない
ここはかなり大切です。
iDeCoの上限が上がったり、NISAの枠が拡大したりすると、
「できるだけ全部使わないともったいない」
と思ってしまうかもしれません。
でも、投資には元本割れする可能性があります。特にiDeCoは原則60歳まで引き出せないので、生活費まで投資してしまうと困る可能性があります。iDeCo公式サイトでも、無理なく継続できる掛金を設定するよう案内されています。
まずは生活費や急な出費に備える現金を確保して、そのうえで余裕資金から投資することが大切だと思います。
投資初心者なら何から始める?
投資を全くしたことがない場合、最初から個別株を何十万円も買う必要はありません。
まず、
「投資に毎月いくら使っても生活に困らないか」
を考えることから始めるのがおすすめです。
例えば毎月1万円からNISAで積立投資を始め、投資によって値段が上下する感覚を知る。その後、収入や生活に余裕が出てきたら金額を増やしたり、老後資金としてiDeCoを検討したりする方法もあります。
大切なのは、一気にお金を増やすことではなく、自分が続けられる方法を作ることだと思います。
まとめ|2026年から資産形成の選択肢がさらに広がる
2026年12月にはiDeCoの拠出限度額や加入可能年齢が拡大し、2027年からは0〜17歳にもNISAのつみたて投資枠が広がる予定です。
ただ、制度が充実したからといって、全員が限度額いっぱいまで投資する必要はありません。
NISA=比較的自由に使える将来のお金。
iDeCo=老後のためのお金。
まずはこの違いを理解して、自分の収入や生活に合わせて使うことが大切です。
僕自身も、お金や投資についてまだ学びながら実践しています。
このブログでは今後も、難しい金融用語ばかりではなく、「普通に働いている人が実際どう使えばいいのか」という視点で、お金や投資について発信していきたいと思います。


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